hsimyu's diary

ゲームなどをします。

5/27 バッタを倒しにアフリカへ

5月が終わってしまう。 5月の読書活動 with ムートくん and ハンバーガーの課題図書はこれ。

バッタを倒しにアフリカへ (光文社新書)

バッタを倒しにアフリカへ (光文社新書)

バッタ研究者の前野さんが、博士取ってあと、ポスドクとしてアフリカ行ったるわ!みたいな体験記。南アフリカモーリタニアのバッタ研究所で、サバクトビバッタの大発生災害と戦うための研究をするのだ。

開始3ページくらいで「大量のバッタに食べられたい」みたいな夢が綴られており、開幕即強めのジャブ打ってきてる感じがした。

著者の前野さんは学振PD→(海外学振?→)京大白眉→JIRCAS研究員と、経歴だけ見るとエリート若手研究者やんけ!!!みたいな気がするのだが、その実情とか、どんな思いでモーリタニアに挑んだのかとか、「研究者として将来が見えないことの辛さ」みたいなのがめっちゃ書かれている。すごい……すごく分かる!って思いながら読んだ。

肝心のサバクトビバッタについては「バッタ、なぜ大発生するのか、なんも分からん」という感じっぽいことも分かる。バッタって研究され尽くされているんじゃないのと思ってたけど、そもそもフィールド研究者が少ないというのが原因で未知の部分が多いということらしい。(それが著者がモーリタニアでフィールド研究することにした理由でもある)

本の構成としてはブログ記事を読んでいるイメージに近くて、前の節と次の節が全く関係のない話になってたりもする。読み進めやすくていいですね。(なんか元々バッタ博士として有名になっていく過程でブログ連載してたらしい) 見どころは、とにかく著者のバッタ愛がやばくて、随所に「こいつヤバイな」と思わせるエピソードを挟み込んでくるところ。あとはティジャニというモーリタニア人の相棒(現地ドライバー)とのエピソードも結構アツい。

そんな本でした。おすすめです。